[ 森永製菓株式会社 ]
[ 森永甘酒 ]
課題の背景
甘酒市場売上No.1の森永甘酒は2024年で森永甘酒缶が発売されてから50周年を迎えました。(森永甘酒自体は1969年の瓶入りが発祥ですが、御馴染みの赤缶が発売されてからを数えています)。一昔前の甘酒は、初詣などで飲むイメージしかなかった伝統的な飲み物ですが、2016年の甘酒の健康ブームを境にホッとする情緒的価値に加え、健康嗜好飲料としてのイメージが定着してきました。メインユーザーは50~70代の普段の食事から健康的な生活を送りたい方ですが、その方々の間口が縮小しています。さらに、10年後を考えると、メインユーザーの高年齢化による離脱もあるため、30~40代への接点拡大や飲用機会の創出も重要であると考えております。甘酒市場はブームを経て、復調傾向にあるものの、売り場で立ち寄り率の高いチルド売り場の甘酒をたまたま手に取るお客様が多く、立寄り率の低いドライ売場の森永甘酒へのお客様を呼び込めていないことも課題の1つです。売り場の不利を乗り越えて、いかにお客様に森永甘酒を手に取ってもらえるか、継続飲用いただけるかが重要です。
期待する作品内容について
甘酒の一番の購入ドライバーは「おいしさ」ですが、新規エントリーのお客様は飲み比べもせず、他社の甘酒を飲用している状況です。森永甘酒は、深いコクと香りの酒粕とやさしい甘さの米麹を使用し、米と米麹の他社製品の単調な甘さの甘酒よりも、ふくよかな甘さとコク深い味と香り、米麹つぶが缶の中にぎゅっと閉じ込められているのが特長です。未経験の方は「森永甘酒がこんなにおいしいと思わなかった」とおっしゃる方もいます。一般的な米麹甘酒よりも糖質量が少なく、酒粕と米麹の発酵素材の両方をおいしく摂取できることもメリットです。また、赤缶のパッケージが若年層には「レトロかわいいい」と評価されており、間口拡大のポテンシャルを感じています。売上No.1のブランド力、品質の差、糖質量の差、パッケージからの親しみを存分に伝達し、森永甘酒への飲用のきっかけ作りをお願いいたします。
課題商品や資料について
参考資料
表現についての注意事項
森永甘酒は、梅の花柄、雲マーク、甘酒ロゴがブランドロゴになります。
森永シグについては、基本的に形、色の変更はしないようにお願いします。
また、過大広告や薬機法に抵触するような健康機能訴求等にならないようご注意ください。
素材データのダウンロード
ロゴデータは第12回ジャパン・シックスシートアワード応募作品の使用のみに限らせていただきます。
上記内容に同意の上、ダウンロードお願いいたします。